連休に読みたい！ガチで面白い完結済みの漫画7選

異能バトルものです。

幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みるも、錬成は失敗し、主人公エドワードは自身の左足と、弟のアルフォンスを失ってしまいます。エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功します。兄弟は、すべてを取り戻すための旅に出る……というストーリーです。

書いていて思いましたが、あらすじの時点で、もう面白そう！笑

収集がつかなさそうなストーリーですが、すべての伏線をキッチリ回収して綺麗に終わらせた名作です。

私の漫画好きの原点です。『HUNTER×HUNTER』の作者「冨樫義博」先生が描く異能バトルものです。とはいえ、異能バトルものになるのは第3巻の霊界探偵編からです。

終わり方には賛否両論ありますが、私は好きです。

異能バトルものですが、スケールがどんどん大きくなり、「戦争哲学」「宗教哲学」に言及する哲学漫画にもなります。どちらも間違っていない論争はとても面白いです。

キャラクターも魅力的です。魅力的なキャラが多すぎて、もっとたくさん描いてほしかったくらいです。ギャグが大好きでした！

終わり方も綺麗です。哲学的なテーマにおいては、当然ながら万人が納得するものではありませんが、ひとつの答えを出しています。

異能バトルものです。異能でゴリ押しする展開もありますが、工夫を凝らす戦闘が多く、バトル自体も面白いのが特長です。

「ARMS」という自我を持つ兵器（ナノマシンの集合体）を移植された主人公たちが、世界規模の秘密結社と戦う物語です。あらすじだけだと、あまり面白くなさそうですが、ARMSはどうやって生まれたのか、なぜ主人公たちに移植されたのか等、ロマンを感じる設定がしっかりと練り込まれていて、核心に迫るときはすごくドキドキしたことを覚えています。

最終章は蛇足かもしれませんが、ストーリーはしっかりとまとまっています。

忍法の二大宗家、甲賀（こうが）と伊賀（いが）の相争いを描いた異能バトルものです。

憎み合う甲賀と伊賀は、不戦の約定によりかろうじて和平を保っていました。それぞれの跡取り、甲賀弦之介（げんのすけ）と伊賀の朧（おぼろ）は恋仲にあり、両家の縁組がすめば甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われていたところ、不戦の約定が解かれてしまう……というストーリーです。

全5巻という短さで、とても綺麗にまとまっています。

ジャンルは……異能推理ものとでもいいましょうか。『暗殺教室』と同じ作者です。

『暗殺教室』と比べると絵は粗いものの、キャラクターの尖り方は『暗殺教室』の比ではありません。犯人の心理も異常なものばかりですが、共感はできなくても理解はできるのがすごいところ！魅力的なところでもあり、私も忘れられない犯人が何人もいます。

終わり方も完璧で、とても綺麗にまとまります。

「矢沢あい」先生が描く少女漫画です。『ご近所物語』の続編にあたります。とはいえ、『ご近所物語』を読んだことがなくても大丈夫です。

『ご近所物語』と比べると大人向けで、登場人物には欠点があることが多く、人間味のある魅力的なキャラクターになっています。描かれる恋愛や、夢を目指す姿勢にはリアリティがあり、ままならない人生をよく描けています。男が読んでも、とても面白いです。

全5巻という短さで、結末までしっかりまとまっています。